タトゥー・刺青があっても脱毛できる?変色や火傷で消えるリスクに注意

タトゥー・刺青があっても脱毛できる?

ファッションとしてタトゥーや刺青を入れて楽しむ人が増えている中、脱毛に悪影響がないか心配ですね。

タトゥー・刺青は、体の一部に入れているだけでジムやプール、温泉施設への入場が規制されています。まさか、脱毛サロンや医療クリニックでも同じ様に入店できないのでしょうか?

脱毛におけるタトゥー・刺青NGの理由やその影響や、安全に脱毛をする為の方法などを詳しくお伝えしていきます。

タトゥーや刺青がある人、これから入れようと考えている人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

タトゥーが入っている人の脱毛サロン・クリニックへの入店は原則OK

タトゥーや刺青など、体に彫り物をする行為は、江戸時代では罪人に行うものであり、現代では暴力団などの反社会的勢力の象徴としてのイメージが強く、他の人達へ不快感を与えるなどから、タトゥー・刺青が他の人に見えてしまうプールや温泉、トレーニングジムなどへの出入りが規制されています。

では、脱毛サロンや医療クリニックには入れると思いますか?

もし入店さえもできないのであれば、タトゥーや刺青を入れる前に脱毛を済ませておかなければいけなくなります。

どんなサイズ、どんなデザイン、ファッションとしてのタトゥーでもお店への入店は断られてしまうのでしょうか?

脱毛サロン・クリニックへの入店拒否は基本的にない

他のお客様へ不快感を与えることから、特定のお店への入店が規制されているタトゥー・刺青ですが、この規制は法的効力があるものではありません。

しかし、お店側がお店の雰囲気を壊すや他のお客様への迷惑になるなどの理由から、出入りを規制することはできます。それが行われているのが、プールや温泉施設などです。

脱毛サロンや医療クリニックではどうでしょうか。施術を行う部屋は個室である為、タトゥーや刺青があっても他のお客様に不快感を与えることはないことから、お店への入店が断られることはありません。

着替えを行う更衣室が他のお客様と一緒になるお店でも、入店を制限するというような話はどこのお店からも出ていないようです。

特に医療クリニックの場合、脱毛施術もタトゥー・刺青の除去施術も同じクリニックで受け付けている場合が多いので、タトゥー・刺青があることで入店を断られはしないでしょう。

入店できても施術はできない?

入店に対する規制はありませんが、脱毛施術ができるかどうかはまた別の問題です。ほとんどのお店では、タトゥー・刺青がある部分を避けての脱毛施術になります。

大手の脱毛サロン、医療クリニックを調べたところ、以下のように回答は分かれました。

明確に範囲を決めているのは、キレイモ、脱毛ラボ、ミュゼ、アリシアクリニックなどです。これらのお店は、タトゥー部分とその周囲5cm以上の間隔を空けて施術を行うとしています。

タトゥー・刺青を避けての脱毛施術は同じですが、明確に範囲を決めていないのは、銀座カラー、ディオーネ、シースリー、ラココ、リゼクリニックなどです。

逆に、タトゥー・刺青があっても脱毛施術可能としているお店は、ストラッシュだけでした。他にも個人店などでは施術を受け付けているお店もあるかもしれませんが、大手の中ではストラッシュのみです。

タトゥー部分の脱毛はできない理由

タトゥーや刺青があると、入店はできても脱毛はできないようです。

大手脱毛サロンや医療クリニック数社を調べたところ、ほとんどのお店がタトゥー・刺青の部分とその周りには、脱毛施術をお断りしていました。それはどうしてなのでしょうか?

お肌に染料を注入して絵柄を浮かび上がらせるタトゥー・刺青は、脱毛にどう関係してくるのかが鍵になるようです。

タトゥー・刺青があることで、脱毛に悪影響や施術の妨げになる理由は何かわかりますか?この理由を探っていきましょう。

火傷や水ぶくれする可能性が高い

タトゥー・刺青は、皮膚のどこに染料が注入されているか知っていますか?皮膚の上?皮膚下1mm?2mm?

染料が表皮に留まるだけでは、ターンオーバーによって短期間で消えていきます。タトゥーや刺青の染料は、真皮にまで到達しているのです。

想像以上に深くまで染料が入り込んでいるのがわかりますが、脱毛で標的となる毛根はこの真皮よりも更に深いところにあります。

毛根にダメージを与える為に、メラニン色素を目印として脱毛効果のある光やレーザーを照射しますが、そうすると途中にある染料にも強く反応してしまいます。

強く反応してしまうとどうなるか。それは火傷や水ぶくれといったお肌トラブルになって現れます。

タトゥー・刺青の部分に脱毛できないのは、このような危険性がある為です。
しかし、染料という色素だけに反応しているわけではないようです。

染料に含まれる金属成分が熱を持つ

タトゥーに使われる染料には、亜鉛や鉄などの金属が含まれているものがあります。

皮膚への含有率はタトゥーの範囲や色によって変わりますが、これらも脱毛施術の光やレーザーに強く反応し、皮膚の下で熱を持ってしまいます。

この場合も、ひどい火傷や水ぶくれを引き起こすリスクが通常よりも高まるでしょう。

何より熱を持ってしまった染料が、どのように体に作用するのかわからないという不確定要素があり、脱毛施術は大変危険だとされています。

タトゥー・刺青は、一見して脱毛に何ら問題はなさそうですが、皮膚下では大きな危険が潜んでいます。

この為、脱毛部位の全体ではなくても、一部でもタトゥー・刺青があれば施術はお断りする方針のお店もあるようです。

お客様の安全の為には、押し通せない無理があるということですね。

タトゥー付近の脱毛を受けた時に考えられるリスク

脱毛するにはタトゥーや刺青はどうしても邪魔になってしまうことがわかりました。

しかし、それでも脱毛しないと、せっかくのタトゥー・刺青の絵柄からムダ毛が生えてきてしまうなんてことになっている人もいるのではないでしょうか。

家庭用脱毛器を使うなどして、タトゥーや刺青があっても脱毛できる環境はあります。知識もなしにタトゥー・刺青のある部分を脱毛するのは危険ですが、どのようなリスクがあるのかわかっていれば、対処のしようもあるはずです。
タトゥー・刺青がある部分への脱毛時に気を付けたいリスクとは何か、考えてみましょう。

痛みが強い上に火傷をしやすい

タトゥー・刺青のある部分に脱毛できない理由でもあったとおり、タトゥー・刺青部分への脱毛には火傷リスクがかなり高まります。

水ぶくれを起こすほどの火傷にならなくても、通常より熱を持ちやすく、光やレーザーの出力調整やアフターケアには気を配らなければなりません。

また、脱毛施術の光やレーザーに反応しやすいということは、それだけ痛みも感じやすいということです。日焼けしたお肌で脱毛を受けたことがある人ならば、いつもより痛みが走りやすいということを知っているでしょう。

タトゥー・刺青の部分を脱毛する時は、通常よりも強い痛みに我慢しなくてはならくなるでしょう。

タトゥーが変色・消失するリスク

痛みや火傷などの体に対するリスクだけではありません。

タトゥー・刺青自体が変色してしまったり、消えてしまったりするリスクがあることを、考えつくことは少ないのではないでしょうか。

タトゥーや刺青の除去には、何が使われるか知っていますか?そう、レーザーです。脱毛マシンとは別種類のマシンが使用されますが、脱毛と似た仕組みのマシンもあるようです。

脱毛マシンの光やレーザーがタトゥー・刺青の絵柄の部分に反応してしまったら、タトゥー・刺青が消えてしまうかもしれません。

また、その熱や刺激で変色するという可能性もあります。

どこまでの範囲なら脱毛施術を行っても平気かどうかという点について、正確にはわかっていません。

脱毛施術を行うと、変色もしくは消失の可能性があるということだけは、念頭に置いておく必要がありそうです。

脱毛が原因でタトゥーの変色や消失が起きた時の対応

タトゥーや刺青があるお肌への脱毛は、危険もリスクも大きいようです。できれば、タトゥーや刺青を入れる前に脱毛しておくのが最善かもしれませんね。

既にタトゥー・刺青があり、危険を承知で脱毛したいならば、いざという時の対応を考えておきましょう。

火傷や水ぶくれの場合は、すぐに病院へというのはわかりますね。では、お肌ではなくタトゥーや刺青の方に異常が起きてしまった場合には、どうしたらいいと思いますか?

自分で直そうとしない!

脱毛施術によってタトゥーや刺青の変色や消失が起きた場合、デザイン全体にその範囲が及ぶということはまずありません。端の方の一部が欠けたり、色が変わる程度でしょう。

そのたった一部の為に、再度お店に行って直してもらうのは面倒だと思う人も多いはず。

だからといって、自分で染料を購入して上書きすればいいという安易な考えは止めておいた方がいいと断言できます。

皮膚に数mm程度、染料を付けた針を差し込むのが手彫りの基本です。それを知っていると、自分でもできるほど簡単に思えますが、実際にやってみるとそこまで簡単ではないことに気が付きます。

デザインにはセンスが問われますし、色は染料の色が鮮やかにそのままというわけにもいきません。

また、感染症の恐れもあって、衛生面から見ても個人的に行うのは危険だといえます。

タトゥー・刺青を入れたお店に相談する

無料のアフターケアを行うお店もあれば、有料というところもありますが、まずは異常が起きてしまったタトゥー・刺青を入れたお店に相談するのが間違いのない選択です。

彫師によって得意なデザインは異なるといいます。お直しだとしても、できればそのタトゥー・刺青を彫ってくれた彫師にお直しをお願いする方が、仕上がりに差が出ず、元通りになる可能性が高いです。染料なども様々な種類がある為、同じものを使用した方がいいでしょう。

口コミの良い人気のお店や近所のお店に行くことが間違いだとは言い切れません。

粗悪なお店でタトゥーや刺青を入れてしまった場合には、きちんと仕事をしてくれる別のお店に行く方がより良い結果に繋がる可能性はあります。

タトゥー部分を安全に脱毛する方法・ポイント

脱毛する際に、タトゥーや刺青があるとお肌へのリスクやタトゥー・刺青へのリスク双方に問題が出るかもしれないことがわかりました。

しかし、タトゥーや刺青があるからといって、脱毛を諦めることはできませんよね。ムダ毛のない綺麗なお肌で、タトゥー・刺青をより輝かせたい人もいるでしょう。

タトゥー・刺青のある部分への脱毛は、どうしてもリスクが高くなります。何事もなく脱毛を終える為にはどうしたらいいのか。タトゥー・刺青に影響の出ない脱毛方法はあるのでしょうか?

タトゥーに影響しない2つの脱毛方法とは?

皮膚に染料を入れるタトゥーや刺青は、光脱毛やレーザー脱毛との相性はよくありませんでした。

ならば、それ以外の脱毛方法を選べば、タトゥーや刺青があっても問題はないと思いませんか?

①ニードル脱毛

タトゥー・刺青に影響の出ない脱毛方法のひとつは、ニードル脱毛です。

光やレーザー脱毛ほど主流の脱毛方法ではありませんが、今でも一定数の希望者がいる脱毛方法です。

極細の針を毛穴に差し込み、そこへ微弱な電流を流して毛根を焼き尽くす脱毛方法ならば、お肌の色やタトゥー・刺青の有無に関係はありません。

全身をニードル脱毛はさすがに時間もお金もかかりますが、タトゥーの無い広範囲を光やレーザーで脱毛し、タトゥーのあるピンポイントの部分だけニードル脱毛するという方法もあります。

②ブラジリアンワックス脱毛

もうひとつの脱毛方法は、ブラジリアンワックスです。

特殊なワックスをお肌に塗布し、乾かしてから一気に剥がすことでムダ毛を抜き去ります。ワックスを剥がすという方法はお肌に強い負担を強いるものです。脱毛直後はお肌がヒリヒリと痛

み、赤みを帯びます。痛みと赤みが引くまでは、脱毛部位には熱めのシャワーでさえも、強い刺激となるでしょう。

脱毛効果は2~3週間と短い為、定期的な脱毛が必要になりますが、この脱毛方法もお肌の色に左右されず、海外でも行う人が多い人気の脱毛方法です。

施術前後に入念なスキンケアを

脱毛はどのような方法であってもお肌に負担がかかります。タトゥーや刺青の有無に関わらず、脱毛前後にはお肌に異常を起こさせないように気を付けましょう。

保湿ケアは、脱毛をするなら必須のケアです。お肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、様々なお肌トラブルを呼び込みます。痛みにも敏感に感じやすくなるので、一年を通して保湿ケアには手を抜いてはいけません。

吹き出物や赤みなどの異常が現れた時には、放置をせずに状態を確認し、市販薬で治せるものか,

発症に心当たりがあるものは専門医に行くなど、適切で迅速な処置を行って悪化させることのないようにしたいですね。