脱毛サロンは掛け持ち・併用がお得って本当?実のところと併用時の注意点を解説

脱毛サロンの掛け持ち・併用

脱毛サロンはクリニックと比べて安く脱毛を受けることができますが、より安く受けられたらと思う方も少なくないでしょう。

実は、脱毛サロンを掛け持ち・併用することで料金がお得になる可能性があるのです。

今回は、複数の脱毛サロンを掛け持ち・併用するコツとメリット・デメリットについて説明していきます。

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脱毛サロンの掛け持ち・併用は可能

そもそも、複数の脱毛サロンを掛け持ち・併用することは出来るのでしょうか?

実は、どの脱毛サロンも契約中に他のサロンへ行くことを禁止してはいません。

別にスタッフへ正直に言っても、怒られるようなことはないので安心しましょう。

ちなみに、脱毛サロンを掛け持ちしている人の多くは顔とワキというように、ピンポイントな部位をそれぞれ指定しているケースが多いようです。

脱毛サロンを掛け持ち・併用するメリット

ただ、そもそも複数の部位を指定できることはサロン1店舗でも出来るはずです。

わざわざ複数の店舗に分けて施術をするメリットは、脱毛初心者にはなかなか分かりにくいですよね?

しかし実は、脱毛部位を複数のサロンで分けて通う方法には、大きなメリットがあるのです。

割引プランも併用できる

多くの脱毛サロンは、新規の契約者に向けて割引プランを提供しています。

この割引プランを余すことなく利用できるのが、脱毛サロンを掛け持ちする大きなメリットです。

例えば、ミュゼはワキ脱毛が安くなるキャンペーンを提供していましたが、これを受けて他の部位も脱毛しようと思ったら、キャンペーンが適用されず料金が高くなってしまいます。

こうした部位別キャンペーンはミュゼ以外でも提供していますから、自分が脱毛したい部位のキャンペーンをおこなっているサロンを見つけて、かけ合わせることで最安値の施術が受けられます。

スムーズに施術を進めることができる可能性も

そのサロンの予約がどれくらいとれるかというのは、実際に行ってみないと分からない部分があります。

例えば脱毛したい部位が2か所あったとして、2つとも施術をある店舗でお願いし、そこが混み合っていればいつまでも脱毛は進みません。

一方、掛け持ちをすれば混雑のリスクを分散できるので、どちらか空いている方へコンスタントに通うことができます。

腕やうなじなど、夏に露出する前にどちらでもいいから早く完了させたいという方におすすめです。

合わない時に解約しやすい

2か所に通って、もし片方が合わなかったら切るという手もあります。

どうしても2つのサロンまで絞り込んでも選びきれない場合は、お試しでどちらにも行ってみて、合うほうに通うというのも一つの手です。

契約プランは途中で変更できるので、最初はコストの少ないプランを試してみて、1つのサロンに絞れたら全身脱毛をお願いするといったテクニックもあります。

脱毛サロンを掛け持ち・併用するデメリット・注意点

脱毛サロンの掛け持ち、併用は決して良いことばかりではありません。

いざ掛け持ちで通う際には、事前に注意しておくべきことも多々あります。

ここからは、脱毛サロンを併用する際の注意点を解説していきます。

肌に大きな負担を与える可能性がある

脱毛サロンを掛け持ちする場合は、それぞれの脱毛部位が被らないようにするのが鉄則です。

それぞれのサロンは扱うマシンンに応じて、だいたいどれくらいのスパンで光を照射すれば良いのかを設定しています。

それ以上のスパンで光を当てると、肌に必要以上のダメージが加わり、大きなトラブルを引き起こします。

この点は本当に注意しておかないと、事故が起こってからでは遅いので注意しましょう。

何社も掛け持ちしても結果が出るのは早くならない

何社も掛け持ちをして通っていても、結果が出る時間が早くなる訳ではありません。

脱毛サロンの仕組みとして、それぞれの毛が成長期の段階に光を当てることで、細胞にダメージが加わり、毛が減退します。

つまり、脱毛がスピーディに完了するかどうかは、あなたの毛が生える周期に大きく影響するのです。

ただ、毛の周期を早くすることはできませんから、短いスパンで施術をしたところで結果が早まることはありません。

この点は十分考慮しておきましょう。

脱毛サロンの併用・掛け持ちを成功させるコツ

脱毛サロンの併用にはメリットがある一方、1店舗へ通うよりもお得だと確信を持って感じるほどになるのは難しいです。

脱毛サロンの料金設定は意外と複雑で、更に複数社を併用するとなれば、総額の把握が非常に難しくなってきます。

こうした点もしっかり考慮しておきましょう。

それぞれの部位選びは慎重におこなう

例えば、サロンAにひざ上脱毛、サロンBにひざ下脱毛を頼んだとします。

上手く分かれているように感じますが、サロンAの言う「ひざ上」も、サロンBの言う「ひざ下」もひざ小僧やその周りの施術を含むかも知れません。

この場合、ひざ小僧周りの肌に短いスパンで光を当て続けるようになりますから、肌が痛みやすくなります。

上記の例のように、特定の部位をどんな名前で呼んでいるかというのは、各サロンで違うので非常に紛らわしいです。

部位の名前だけで契約するのではなく、範囲を細かくチェックしましょう。

効果の遅い脱毛サロン=悪いサロンではない

脱毛サロンを掛け持ちしていると、相対的に効果の実感が遅いサロンも出てくるでしょう。

ただ、こうしたサロンが必ずしも悪い訳ではありません。

特に肌に日焼けや乾燥、敏感肌の傾向がある場合は、肌ダメージを考慮して出力を弱めてくれるかも知れません。

あるいはサロンAはひざ、サロンBはわきという風に違う部位で契約した場合は、特定の箇所が傷んでいるので出力を弱めてくれている可能性もあります。

これを、早いサロン1店舗のみとの契約に変えたところで、脱毛完了のスピードはさほど変わらないので注意しましょう。

掛け持ちしていることは言わなくてOK

世の中には他社の値段と比べた上で、値引きできないか交渉する方法があります。

ただ、脱毛サロンを掛け持ちしている時に、併用先のサービス内容を持ち出して値引き交渉やクレームを入れるのはおすすめしません。

そもそも脱毛サロンは1店舗の1スタッフの裁量で値引きできないケースがほとんどです。

「掛け持ちしている」なんて自慢気に話したら、スタッフの反感を買ってしまう可能性も十分あります。

掛け持ちの有無を聞かれない限りは、特に教えることはないでしょう。

施術の内容によっては告知が必要

ただ、もし施術の中で、併用先で脱毛している箇所を2重で照射するようなケースに陥った場合は、早めに併用していることを言ってストップした方が良いでしょう。

特に併用先で違う種類のレーザーを利用している場合は、合わせた結果どれくらい肌が傷むかなどは素人には分からないので、必ずプロに相談することをおすすめします。

脱毛サロンの併用・掛け持ちはデメリットも理解しておこなおう

脱毛サロンの併用・掛け持ちは決してメリットばかりではなく、リスクも立派に存在します。

もし掛け持ちを検討している方は、こうしたリスクを事前に必ず知っておきましょう。

特に同じ部位の脱毛を掛け持ちでおこなうといった失敗は、利用者の身を危険にさらす可能性が高いです。

また、複数の脱毛サロンに通うことで結構な費用がかかります。おサイフとも相談しながら決断しましょう。